ムジくら

無印良品、手帳、ゲーム、家計、日々の暮らしを綴っています。

三日坊主の主婦がほぼ日手帳を使い続ける理由とコツ。

f:id:negitoro824:20191213112453j:plain

アラフォー専業主婦の「手帳を使う意味」とは。

こんにちは!ねぎとろです

今回は、わたしの好きな「ほぼ日手帳」についての記事です!

今もなお、多くのゲーマーに支持される名作ゲーム「Mother」の生みの親でもある糸井重里さんが作る、ほぼ日刊イトイ新聞でお馴染みのほぼ日手帳。
わたしは、2015年からこの手帳を使い始めて5年。2020年で6年目になります。

この手帳に関してよく、「使い方がわからない」とか、「途中で挫折した…」というような呟きを、SNSで見かけたりします。
(´・ω・`)

手帳自体は、本当に使う人の事を様々な角度で考え尽くされている、とても良い物ですし、正直なところ、カバーや下敷き、使うペンやマステ、シールなど文房具までこだわって一式揃えようとすると、しがない主婦にとってはそんなに安いお買い物でもないですので、途中でやめてしまうのはあまりにもったいない!ですよね。
(※あくまで個人の感想です)

そして、実際に1年間使い切った時の満足感、さらに何年も使い続けてだんだん増えていく自分の歴史書みたいなものって、「こんなに楽しいんだ…!」という感覚は格別だったりするので、ぜひまだ味わったことがない方にも、味わってみて欲しいなぁ~と、思いました。

ぜひこの感動をお伝えしたい…!

実は、わたしはもともと典型的な三日坊主タイプで、それまでスケジュール帳を1年間使い切ったことは1度もありませんでした。

そんなわたしがどうして5年以上も使い続けることができるようになったんだろう?と、自分なりに分析して、わたしがほぼ日手帳を続ける理由と続けるコツを、この記事にまとめてみました(❁´◡`❁)

ほぼ日手帳を使いたいけど迷っているとか「1度は挫折したけど来年こそ…!と、手帳を思う存分楽しみたい方への、何らかのお力になれればと願っております。
よろしければ、お時間に余裕のある時などに読んでみて下さいね。

目次です(/・ω・)/⌒★

ほぼ日手帳との出会い

f:id:negitoro824:20210914091739p:plain

続けられない三日坊主の理由

それまで、わたしはスケジュール帳や家計簿なんかはいつも途中で挫折するタイプでした。典型的な三日坊主の、熱しやすく冷めやすいやつです。

もともと学生の頃から文房具が好きだったわたしは、昔から年末になると賑やかに展開される本屋さんや文具店の手帳コーナーを眺めるのが大好きでした。
毎年、適当に気に入った可愛い手帳を買って、一緒に手帳のためのカラーペンやスタンプ、シールなんかもごっそり揃えてやり始めるんですけど、たいてい2~3ヶ月で止まってしまうという黄金のパターンをずっと繰り返していました。

そんな自分を振り返ってみて考えた「挫折してしまう理由」としては、

  • 大事なことって、書かなくてもわりと覚えていられる。
  • そもそもスケジュール帳に書くほどの予定がない(笑)
  • 基本めんどくさがりで、手帳をあまり見返さない。
  • 目標がない。何も考えてない。

だったなぁと思います。
わたしの場合、だいたい挫折する時って、

  • 嫌な事があったり
  • 悩み事とか(人間関係など)
  • 失敗してしまったり
  • 落ち込んだり

すると、もう手帳どころではなくなってしまって、1度書き忘れると、そのまま手帳を開かなくなってしまう…というパターンだったような気がしますw
(´・ω・`)

そんなわたしがちょっと変わってきたのが、35才前後です。

30代なかばの変化

f:id:negitoro824:20210829062321p:plain

わたしの中で、この頃自分がちょっと変わったなと思った事は…

  • 命についてちょっと真面目に考える機会が増えてきた。

これかも知れません。
(※先にお伝えしておくと、わたしは現在アラフォーですが、子供はいません。なので、これは世間一般の普通の感覚とは違うかも知れませんので、そこはご了承下さい。あくまで、個人の体験談になりますm(_ _)m)

人生30年にもなってくると、身近な所で「生まれる」「死ぬ」といった「命」に関わることが、それまでよりも一気にぐんと増えてくるような気がします。

よくTVで見ていた芸能人が亡くなったりとか、子供の頃よく見てたアニメの声優さんが亡くなったりとか、おじいちゃんとか親戚のおじさんとか…。自分と同年代の方が事故やご病気で亡くなるニュースを見たりすることも増えてきたり。
自分の親も病気で手術とか入院とか、いろいろそんな時期がやって来ます。

あと逆に、だいたい周りの同年代も子供が生まれたりとか、そういう時期ですよね。(わたしは友達がいないのでアレですけど)

そして、自分の体にも色々と変化が出てきて、あれ?なんか昔と違うな?って感じ始める頃でもあると思うんです。個人差はあると思うので、だいたいですが。
わたしの場合は、寝ても全然疲れが取れなくなってきたり、目が疲れやすくなって見づらくなってきたとか、変な耳鳴りがずっとしてるし耳が聞こえづらくなってきたとか、味覚が変わってきたなぁとか。

そして、1番気になったのが、

  • 記憶力がなくなってきた。

これです(´・ω・`)

わたしはわりと記憶力は良い方で、そこまで仲良くないクラスメイトの誕生日でも覚えてたりとか、あの頃なにしてたとかこの時どーだったとか、とにかく細かいどーでもいい事を覚えていたりしました。約束とか大事なことも、書かなくても覚えていられる。
しかし、それが色々忘れてきていることに気付いたのが35才頃です。

  • ふとした地名が出てこない。
  • 簡単な日常の漢字がわからなくなる。
  • 人やモノの名前がパッと出てこない。

「…えっと、痴呆症?認知症みたいなやつかな?」と、最初はちょっと病気を疑いました。たまにちょっとだったら誰にでもあることだと思うのですが、昔に比べて明らかに頻度が多くなってきたという自覚がありました。

まぁ年齢的に病気ではないとしても、「これが老化していくってことなのかなぁ。このまま歳をとると、どんどん忘れていっちゃうのかなぁ…?」と、
少し怖く、悲しくなりました。
(´・ω・`)…

そうだ…日記を書こう!

f:id:negitoro824:20210829062343p:plain

(京都へ行こう的な)

そこで目覚めたのが、書き記すこと。
楽しい思い出もつらい事も、全部わたしの生きた証、忘れたくない出来事。
いつでもすぐ読み返せるものを残したい!
強く、そう思うようになりました。

人間、5年10年ぐらいならぼんやり覚えていることもあると思います。でも、20年30年トシを重ねていけばいくほど、悲しいことに本当に忘れていっちゃうんです。
どんどん、記憶がぼんやりというか曖昧になっていく感じ。

10代20代のころは「別に必要ないしー」と思っていても、やはり歳をとるとどこかのタイミングで何となく昔を思い返したり、ふとあの頃どうだったっけ?と振り返りたくなる時がくるんです。(もっと早くから気づいていればなぁと思いました)

とはいえ、それまでもずっと日記的なものはブログに書いていたのです。

しかしデータ移行とかその辺りに疎いわたしは、ケータイを機種変する度にブックマークがわからなくなってしまって放置したりパスワードを忘れてしまったりして、結局めんどくさくなって読み返す事もなかったり。
(´・ω・`)古い人間なのでシカタナイ

今はぐーぐるさんがパスとかブクマとか覚えててくれる便利な時代になりましたけどねw昔は知識もなかったし。「データ」はいつ無くなってしまうかもわかりません。

結局、紙に書くのが1番保存しやすくて読み返しやすいという事に気がつきました。

1日1ページのモチベーション

f:id:negitoro824:20191216090930p:plain

そこで出会ったのが、ほぼ日手帳。
特徴の1つの1日1ページ、使い方は自由というのに惹かれました。

最初は、「えっ、手帳って予定を書くだけじゃなくて、こんなに自由でいいんだー!?」と、SNSなどで皆さんの手帳の使い方などを見て、目から鱗!の感動を覚えました。
マステやシール、メモを貼り込んだり絵をかいたりハンコでデコったりも、自由。
文字や絵を書くことが好きなわたしはわくわくしました。
夢が広がる~ヾ(*´∀`*)ノ

セリアとか無印でも1日1ページのノートや手帳があるのは知っていたのですが、
わたしがほぼ日手帳にした1番の理由は、

  • パタンと開く製法と、トモエリバーという紙。

これがホントに書きやすいのです!
長く残したいものなので、ちょっと質の良いものにしたかったのもあります。

トモエリバーという紙は、とても薄いのに、裏抜けしにくいという素晴らしい紙で、万年筆でゴリゴリかいても大丈夫!マステなんかも貼り直しができたり。
(ペンやハンコは裏抜けしてしまうものもあります)

f:id:negitoro824:20191216090958p:plain

この、トモエリバー+万年筆という組み合わせは、私にとって長く続けられているモチベーションの1つになります。(ちなみに↑はKAKUNO+色彩雫で書いてます)

内容はホント、なんでもない日常やそのとき思った事など。天気や食べたものでも、何十年後には「この頃こんな事してたっけw」と、ほんわか懐かしい想い出になります。
実はこういった「なにげない日常」が、トシをとってから思い出したいことだったりするんですよ。
(これは10代20代のときにはわからない感覚かも知れません…。30~40代になると身に染みてくるかも。心境って、年代によって全然変わってきたりします)

「でも続くかわからないから…」と、とりあえず安い物で済ますよりも、最初から良いものを買ってしまって「高かったし続けなきゃもったいナイ!」と自分を奮い立たせる戦法がけっこう良かったりもしますよ~。

選ぶ楽しみ

f:id:negitoro824:20191216115627p:plain

ほぼ日手帳は毎年、サイズやカバーを選ぶ楽しみというのもあります。

私の場合は、心から気に入ったものがないときは見送る…という感じで、毎年毎年新しい物にはしていません。(あまり物を増やしたくないとか、お金に余裕のない生活なのもありまして(;^ω^)スマソ)

1年でダメになってしまうものではないし、大切に使えば何年使ってもOKだよね~!という感じで、わたしが過去に購入したカバーは、2016年のオリジナルサイズの「カロー」というものです。お気に入りのカバーです。
カバーオンカバーを変えるだけでも、雰囲気がガラッと変わるし新鮮な気分で楽しめますよー(❁´◡`❁)♡

あとは、インスタやツイッターなどで色んな人がどんなカバーを使っているかを眺めているだけでも楽しい気分になるのです。
毎年、「人それぞれ好みって全然違うんだなぁ~!」って思う。

いつの間にか「こだわりの文具やお気に入りの環境で、コーヒーを飲みながら早朝30分、手帳タイムをとること」が日々の日課になったので、毎日楽しんで続けることができています(❁´◡`❁)✨

まとめ

f:id:negitoro824:20210829062406p:plain

そんなわけで、三日坊主のわたしでも気付けば5年も続いておりました。
(´・ω・`)ビックリー!

続けるコツとは?

というわけで、
わたしの手帳をつづけるコツとは、

  • 自分流のやり方を見つけて楽しむ
  • 手帳を書く意味を明確にしておく
  • 丁寧な文字で書くと、後で見返した時に気持ちいい
  • でも殴り書きの日があってもいい
  • 空白ページがあってもいい
  • 空白はあとで絵の練習とかメモに使っちゃえばいい
  • 集中して書ける時間をとる
  • 良いことも悪いこともなるべく素直に書いておく
  • 数年後、見返してみる

こんな感じでしょうか。

SNS等で色んな人の手帳の使い方を参考にするのも良いですが、結局「なんとなく誰かの真似」をしてるだけだと、続かないんじゃないかなぁと思います。
最初のうちは、誰かの書き方・使い方を参考にしつつ、自分の性格に合ったやりやすいやり方を見つけていくのがポイントだと思います!

毎回、枠を書いたり切って貼ったり、ハンコを押さないといけないスタイルにしてしまうと、めんどくさがりのわたしには絶対続けられない自信があります!笑

そういった自分の性格を踏まえて、苦手な事はやめてみる。

その上で、気分が良い時はマステやシールで可愛くしたり、時間がない時や気分が落ち込んでいる時は雑に文字だけでもいい。
どうしても、生活のスタイルや環境などの変化が現れる時期もあります。そういった時でも、自分にできる範囲で、無理せず臨機応変に変えていく柔軟さも必要です。

  • 手帳をつける本当の意味と、続けやすい環境を日々模索すること。

これが、わりと重要だと思っています。
(そんなこと考えなくても続けられる方はそのままで良いのです。これはあくまで、「ぐうたら3日坊主人間向き」のやり方ですので~!)

あとは純粋に楽しむこと!
(❁´◡`❁)

人間100日ぐらい続けることができると、それが習慣になって身につくらしいので、まずは3~4ヶ月ぐらいを目安に頑張ってみると良いかも知れません。

使い切ったときの達成感。

f:id:negitoro824:20191217060508p:plain

そんな感じで現在は、「日々の出来事、家計簿、日々の献立メニュー、買うものメモ」を記録するために手帳を使っています。
そんなわたしの、人生で初めて最後まで使い切った手帳が、2015年のほぼ日手帳オリジナルでした。三日坊主のわたしでも、「やればできるじゃーん!」と、自信にも繋がりました。

2016、2017…と日々の記録を残し分厚くなった手帳が増えるたび、嬉しくなります。2019年の手帳も、残りのページがあとわずかになってきました…(´・ω・`)
まいとし年末になると、1年間使ってきて愛着ある手帳が終わってしまうのがさみしくもあり、でも来年の新しい手帳も早く使いたくなってくる…という複雑な心境にw

お子様がいる主婦でしたら、育児日記とか様々な使い方もできたりします。
手帳を書く時間が十分に確保できない!という方は5年手帳もおすすめです。

f:id:negitoro824:20191217074442p:plain

3〜5行ほどで書けますし、右ページは自由なスペースが結構あるので。

このように、ほぼ日手帳は自由度が高く、様々な生活スタイルに合わせて他にもいろいろな種類がありますので、ご自身にあった手帳や使い方が見つかると思います。

わたしも、その時の気分や生活の変化に合わせて、サイズを変えてみたりウィークリーと併用したり新しいものを試してみたり、まいとし使い方を見直して模索しています。

これからもずっと、ほぼ日手帳を使い続けていきたいと思ってます。
素敵な手帳を作って下さるほぼ日さんに心から感謝です…!m(_ _)m

ちなみに。

f:id:negitoro824:20210829062440p:plain

実は、初めて2015年にほぼ日手帳をポチッたのは、自分の誕生日の日でした。
(自分の場合、誕生日が12月なのもあって手帳を新調するのにちょうどいい時期だったりします。)

新しいことを始めるのって、結構覚悟とか勇気いりますよね。一歩踏み出す勇気。
わたしはどうやら始める日を特別な日にすることで、その行動も「特別なもの」にしていくのが、好きみたいです。そうすると気合も入るし忘れないし、実際続けられているので「特別な日」に何かを踏み出してみるのも、おススメだったりしますよ~。

たまには自分にプレゼントしちゃおう

そんな感じでー、

この記事が少しでも、皆様の手帳ライフを楽しむ為の何らかのヒントになれば幸いです。楽しい手帳ライフをお過ごしください♡
( ´ ▽ ` )ノ

最後まで読んで下さりありがとうございました!m(_ _)m